normality of diamond in birelational semantics
興味のある人は滅多にいないでしょうが、真面目に調べたので自分用にメモ。
直観主義様相論理の birelational Kripke semantics では ◇ の解釈のしかたに何通りかのバリエーションがあります。これまでに見たことがあってすぐに思い出せるのは
の三つ。下の二つは必ず が成立しますが、一番上のだとそうとは限りません。
じゃあどういう条件で成り立つかということで、半時間ぐらい計算してみたら必要十分条件が出てきました。次の二つが同値。
-
- where
ただし と書いたのは、付値をどのようにとっても真になる (locally valid) ということ。
上から下
結論が成り立たないとして、その反例 を考える。
となるように付値 V をとることができる。そのような V について
となる。
下から上
とする。
だとすると、適当に をとって となるようにできる。
このとき仮定から を となるようにとれて、そのとき である。したがって となる。